米国労働安全衛生局(OSHA)は、2021年1月29日付けで、職場でのCOVID-19の感染の軽減と予防に関する新たなガイダンスを発行しました。本ガイダンスでは、従業員へのフェイスカバー等の提供・職場での衛生管理のための対策・感染または感染の可能性がある従業員への対応などが記載されており、医療・救急以外のすべての職場に適用されます。
※本仮訳は、米国労働衛生局(Occupational Safety and Health Administration:OSHA)が公告した「Guidance on Mitigating and Preventing the Spread of COVID-19 in the Workplace」をJRAが仮訳したものです。ご利用にあたっては、原文もご確認ください。
職場でのCOVID-19の感染の軽減と予防に関するガイダンス(一部抜粋)
- COVID-19の感染予防プログラムを実行する職場コーディネーターを任命すること
- 従業員へマスク等のフェイスカバーを提供すること
- 感染者または感染の可能性のある従業員を職場から帰宅させること
- 隔離が必要な従業員に有給病気休暇の使用を認めるか、リスク軽減のための有給休暇制度の導入を検討すること
- ワクチン接種を受けた授業員と接種していない従業員を区別しないこと
- COVID-19に関連した方針および手順が、英語を話す従業員・話さない従業員の両方に確実に伝達されるようにすること
このガイダンスは、基準や規則でなく、かつ新たな法的義務を課すものではありません。しかし、既存の安全衛生基準と同様に、雇用主が安全で健康的な職場を提供する義務の一環として、本ガイダンスの実施・遵守が求められます。
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