2021年吉日

平素は格別のご高配を受け賜わり、厚く御礼申し上げます。

日本食産業関係者の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染拡大により、多大なるご苦労を余儀なくされていることをご推察申し上げます。

米国日系レストラン協会は、昨年設立20年を迎え、ここアメリカにおきまして、日本食を通じて日本文化を普及するという基本理念を抱え活動しております。

昨年はコロナ禍の影響でセミナーや各イベントは全てキャンセルとなり、皆様にご挨拶ができなかったことをお詫び申し上げます。
昨年一年間、協会といたしましては日本国総領事館様、日系の諸団体様、商社様、企業様のご協力を得て、新型コロナ対策に関する情報を、レストランを経営者の会員及び非会員の皆様へ迅速にお知らせすることに徹して参りました。
この経験の中、外食産業は大きく変化し、テイクアウト、デリバリーを中心とした限られた営業となっております。今後、会員同士助け合いながら、この苦境に活路を見い出していかなければならないと、考えを新たにいたしております。

今後更に、昨年4月に設立した Japanese Restaurant Association New York との連携を取りながら、アメリカ全土のレストラン経営者の手助けとなれますよう努力していく所存でございます。

お客様が安心して外食が楽しめる日が一日も早く訪れることを願っておりますとともに、外食産業企業様のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。

今後とも何卒ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

米国日系レストラン協会会長
増田 堅太郎