みなさま、
昨日1月16日に発表されたロサンゼルス郡パブリックヘルス(DPH)からの最新情報をお知らせいたします。今回の山火事と強風は郡内に広範な影響を及ぼしており、被害を受けた方々に心よりお見舞い申し上げます。以下に、関連する安全情報やリソースをご案内いたします。
地域的な健康緊急事態の宣言
1月10日(金)、郡公衆衛生局は山火事と強風の影響を受け、地域的な健康緊急事態を宣言しました。
注意点
- 葉吹き機(リーフブロワーなど)の使用禁止: 空気中の灰や微粒子を巻き上げ、空気の質を悪化させるため、現在使用が禁止されています。
- 煙や空気の質が悪い場合の注意: 外での不必要な活動を避け、運動などの身体的負担を控えてください。
- 健康への影響: 山火事の煙は、目の痛み、喉の痛み、頭痛、呼吸困難などを引き起こす可能性があります。特に子ども、高齢者、呼吸器や心臓の持病をお持ちの方は注意が必要です。
焼け跡でのがれきや灰の除去について
1月15日(水)、郡の保健当局は、有害物質検査が完了するまで、焼けた地域でのがれきや灰の除去を禁止する命令を出しました。これにより、有害物質から住民の健康と安全を守ることが目的です。今後、除去プロセスに関する情報が提供される予定です。
支援センターのご案内
被災者支援センターが開設されています。
西側エリア
- 場所: UCLA Research Park West
10850 West Pico Blvd. Los Angeles, CA 90064 - 時間: 1月14日(火)午後1時~午後8時
1月15日(水)以降は午前9時~午後8時
東側エリア
- 場所: Pasadena City College Community Education Center
3035 E. Foothill Blvd. Pasadena, CA 91107 - 時間: 西側と同じ
重要なリソースとガイダンス
- 災害復旧情報(英語):recovery.lacounty.gov/resources
- FEMA支援、税金の救済措置、動物ケア、子ども支援など
- パブリックヘルスホットライン: Public Health InfoLine (833) 540-0473(年中無休 8:00 AM – 8:00 PM)
- 火災復旧ガイドライン: 清掃手順、飲料水の安全、飲食業向けガイドラインなど詳細な情報が記載されています。 Environmental Health’s Fire Recovery Guidance for Residents and Businesses.
ご注意
- 飲料水について: 災害地域ではボトル水を使用するか、1分間沸騰させてからご利用ください。
- 食品の安全性: 電力が4時間以上途絶えた場合や灰が付着した場合は、「不安な場合は廃棄」を原則としてください。
- 価格高騰の防止: 災害時に必需品の価格が10%以上値上げされた場合、違法となります。
メンタルヘルス支援
災害後のストレスや不安感を抱える方々のために、以下のサポートが提供されています。
- ホットライン: (800) 854-7771 またはテキストで「LA」を741741に送信
- 988 緊急支援ライフライン988 Suicide & Crisis Lifeline
上記に関する詳細な質問やご相談がある場合は、ロサンゼルス郡 パブリックヘルス dph-sectorengagement@
火災エリアに直接関係のない地域でも、営業が落ち込んだり、その他さまざまな影響を受けている方々が多いことと思います。このような困難な状況の中でも、皆さまが安全で健康に過ごされることを心より願っております。何かお役に立てる情報やサポートがあれば、どうぞ遠慮なくお問い合わせください。
JRA事務局