カリフォルニア州のProp 65に関する注意事項と、最近増加しているInstagramアカウント乗っ取りのリスクについての注意喚起をお届けします。
どちらも事業運営に影響を及ぼす可能性がある話題ですので、ぜひご一読ください。
カリフォルニア州 Proposition 65（Prop 65）についてのガイド
Prop 65とは？
Prop 65（正式名称：1986年「安全な飲料水と有害物質取締法」）は、消費者に特定の有害化学物質に関する警告を提供することを義務付ける法律です。
たとえば、アルコール飲料やその他の製品に含まれる成分について、リスクを警告する表示が必要とされる場合があります。
レストランに求められるProp 65の義務
特にアルコール飲料を提供するレストランでは、以下の警告表示が求められます。
警告メッセージの内容
- 「WARNING:」（警告）の文字を太字・大文字で表示。
- 以下の文言を含む：“Drinking distilled spirits, beer, coolers, wine and other alcoholic beverages may increase cancer risk, and, during pregnancy, can cause birth defects. For more information go to www.P65Warnings.ca.gov/alcohol.”
表示方法の選択肢
- 入り口に目立つ位置で、22ポイント以上の文字サイズで8.5×11インチ以上のサインを掲示。
- レジや商品陳列棚近くに、20ポイント以上の文字サイズで5×5インチ以上の警告サインを設置。
- メニューや飲料リストに記載（推奨）。
メニューや飲料リストがない場合は、店内の掲示物や他のリストに警告文を追加して表示する必要があります。
これらのいずれか1つを行うことで規制を満たすことができますが、特にメニューに記載する方法が推奨されています。
最近の動向
最近、Prop 65違反を理由にレストランが訴えられるケースが急増しています。
警告表示が不十分な場合、思わぬリスクにつながる可能性がありますので、今一度ご確認いただくことをおすすめします。規定に従い、入口、レジ、メニューのいずれかに正しい警告表示があるかどうか確認し、必要に応じて改善を行いましょう。
Prop 65違反通知を防ぐために、警告表示が規定に沿っているか今一度ご確認ください。特に最近では訴訟の増加が報告されています。